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悩み、踏ん張り、そして掴んだMVP賞。タイミーでの長期インターンを通じて自身の強みを模索し続けた1年間

こんにちは、タイミー採用広報です。今回はインターン生ながら2月のMVP賞を受賞した、カスタマーサポートチーム所属の氏家へのインタビューをお届けします。
※この記事は2020年4月1日時点のものです(Wantedlyに掲載されたものをnoteに転載しています)。

——簡単に自己紹介をお願いします!

都内大学に通う3年生の氏家遼です。
タイミーには2018年の12月にご縁があって採用していただき、現在はCSサポートチームでのサポート業務に加えデータ分析も担当しています。ニックネームは“氏家せんしゅ”です。

——タイミーに入ってだいぶ長いですね……!

1年3ヵ月くらいですね。まさか自分でもここまで長く携われるとは思っていなかったです。タイミーを知ったきっかけは、2018年の夏頃に行われた、TORYUMONという日本最大級の学生向けスタートアップイベント。代表の小川が登壇していたのをたまたま見かけたのがきっかけでした。時間をマッチングするって面白いサービスだなと、強く印象に残ったのを覚えています。
その後、小川のTwitterでアンバサダー(※)の募集を知り、すぐに応募しました。

※編集部注:アンバサダーとは、研修店舗で飲食店での実務を学んだ後タイミー導入店舗で働き、その店舗にとってより良いタイミーの使い方提案を行う役割のこと。その後、オペレーションも随分と整えられたため、2019年の4月頃に制度自体は終了。

——大学ではどのような活動をされていましたか?

会社の立ち上げに挑戦していました。親が個人事業主なこともあって元々起業には興味がありまして、仲の良い友達に「家庭教師の会社を作ろう」と声をかけてもらったことがきっかけです。ですが、本当に家庭教師の会社を作りたいのか?と自問自答するようになってしまい、1ヶ月ほどで断念しました。

——すごく意欲的だったのですね!高校時代も何か活動していたのでしょうか?

生徒会長を務めていました。「生徒会長ってかっこいいな」という単純な理由で立候補しましたが、いざやってみるとすごく忙しくて。大変だとは聞いていたものの、楽天家なのでなんとかなるだろうと思っていたんです。実際は忙しすぎて睡眠が取れないなんて時期も多々ありました(笑)。

生徒会では文化祭の企画・運営に加え、流しそうめんや剣道などの日本の文化を通じて海外の方と交流するイベントを企画していました。1000人ほどいる全校生徒に動いてもらう大規模なイベントだったので、企画や運営の大変さを身をもって知ることができて、本当にいい経験だったと思います。

——生徒会長の経験は現在にどう繋がっていますか?

生徒会は先生と生徒の架け橋、サポートはクライアントとユーザーの架け橋になるという点で似ています。

生徒会の活動の中で、生徒の意見をもっと取り入れようと目安箱を設置しました。すると生徒がたくさんの意見を持っていることに気づいたんです。
集まった意見について先生と討議することで、セーターの色の自由度をあげたり、部活のルールを実状にあったものにするなど生徒手帳の改正までに繋がりました。服装や髪色の自由化を求める生徒からの声に対し、派手な髪色は犯罪に巻き込まれる可能性や、指定の物がある以上自由な服装に変えることは難しいという先生側の意見を元に、セーターの色を自由にすることを妥協点としていただきました。

また、旧生徒手帳の基準では5人以上でないと部活と認められず、学校に認められた活動ができなかったものを、人数の制限をなくすことでより多様な部活動の発展を後押ししました。

人にはそれぞれの意見があり、どちらの主張にも正しいところがある。公正な目線を担保しつつ双方にとって良いところを見つけることに価値があると、この経験から気づいたんです。

現在のサポート業務でも双方の意見をくみ取り、より良い解決に導くことを意識しています。

——サポートチームではどのような業務をされていますか?

クライアントとワーカーの間で認識のずれが原因で起こった問題を解決し、お客様をサポートすることに加え、頂いた貴重なご意見を参考にプロダクトチームと連携しながらサービスの改善も行っています。

また、チームの月間達成率の目標設定のベースとなるようなデータを抽出する、データ分析業務も担当しています。

——データ分析にはSQLの知識が必要とお聞きしたのですが、その知識はどちらで身につけましたか?

本を読んで独学で身につけました。
今までの自分の経験があってこそできることですし、自分の強みである「論理的思考」を発揮できたことが嬉しかったです。新しい分野に挑戦したことで仕事への満足度も上がりました。

——MVPを受賞されたということで、率直な今のお気持ちを聞かせてください!

まさか自分が賞を頂けるなんて思っていませんでしたし、その中でもMVP賞(※)をいただけて本当にびっくりしています。今までのデータ分析の頑張りが認められたようでとても嬉しいです。

※編集部注:タイミーでは、「やっていき賞・ハイスタンダード賞・スーパーフラット賞・月間MVP」4つの受賞者がそれぞれ月末に選出されます。その中でもMVPはその月もっとも活躍した人に送られます。

——インターンを始めて、悩んだ時期もあったとお聞きしましたが……。

今でこそお客様からの質問にすらすらと答えられるようになったものの、サポートチームに入って1ヵ月は毎回異なるご質問に非常に手こずっていました。

お客様の体験を良くするためにも、できるだけ短い時間で解決まで持っていかなければいけないので……。正直電話がかかってくるのが怖かったですね。
自分には向いていないかもしれないと思い、インターンを続けようか悩んだこともありました。

ですが、「まだできることがあるはず」と思い直してからは、もう少し続けようと決心しました。業務に一通り慣れた後も、今度は自分の強みがどこにあるのか悩みました。そんな折にマネージャーとの1on1で、データ分析を担当させていただけることになったんです。元々プログラミングの知識が少しあったこともあり、データ分析を始めてから自分の強みは数字やデータに携わることなんだと改めて気づけました。

——自分の強みを見つけることができたんですね。ジョイン当初から今までを振り返ってみてどうですか?

自分は社会に対して何ができるかを考えた1年3か月でした。タイミーは世の中の働き方をより良くするために生まれた事業です。サポートチームにはクライアント・ワーカー双方の間を取り持ち、お互いの環境を整備する役割があります。自分が相手に何をしてあげられるかを常に考えながら行動することで、社会との結びつきを強く感じましたし、そこへの貢献を体現できたのではないかと思います。

サポートチームのみならず他部署からも愛される氏家さん。そんな彼への質問をタイミーのメンバーからもらいました!

Q.いつも温厚な選手、普段のストレス発散方法を教えて!
難しい内容の頭を使う本を読んで、嫌なことを考えないようにしています。そうすると考えが別方向に向くので、ストレスの元凶を考えなくて済むので(笑)。

Q.タイミーに入って一番良かったことは?
同年代の学生が多いからこそ、自分も頑張らなきゃと強く思える環境であることです。活躍する仲間の存在が自分の頑張りに繋がっています。
向上心があって本気で取り組んでいる人たちの側で自分も成長したいので、今後もタイミーの仲間と同じような人達と一緒に働けたらいいなと思っています。その上で、みんなを束ねる小川さんをすごく尊敬しています。
1年前の今頃には既にアプリを立ち上げていて、オフィスも構えていたことを考えると本当にすごいなと思います。同じ軸でなくとも、自分も何か本気で頑張れるものに出会いたいです。

Q.今後の展望を教えてください!
まだはっきりとは決まっていませんが、今の専攻と違う、企業を数学で分析するような経営工学部の院に行きたいと考えています。タイミーで働いたことがきっかけで経済だったり、データ分析、プログラミングに今一番興味を持っています。どんな道に進んでもきっと楽しくなるだろうという確信があるんです。その中で良い環境に身を置くという自分の軸を忘れずに、常に挑戦し続けたいと考えています。

Q.最後に、あなたにとって「時間の豊かさ」とは?
生徒会長の経験も、大学に入って起業してみるのも、タイミーでの社会経験も、時間を豊かにする手段の一つだと思っています。そのうえで、自分にとって時間の豊かさとは「今までに経験したことのないことをする」こと。
専攻とは違う学部に進みたいという気持ちも、新しい知識を得て自分の時間を豊かにしたいという好奇心から生まれています。今までもこれからも興味があることにとことん挑戦して、自分の時間を豊かにしていきたいです。

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