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“はたらくの選択肢”を増やしたいー。HR部門からタイミーの目指す世界を支える伊藤の挑戦

こんにちは、タイミー採用広報の齋藤です。
今回は、人事責任者としてHR部門を統括している、伊藤まどかさんを紹介します。タイミーの選考過程でお会いすることもあるかもしれませんね。
※この記事は2022年1月27日時点のものです(Wantedlyに掲載されたものをnoteに転載しています)。


「やりたくない」からの挑戦。私を変えたベンチャー企業での人事経験

——まずはタイミーに入社するまでの簡単な経歴について教えてください。

社会人生活のスタートは銀行です。自営業の父親の姿を見ていたので、地元の中小企業を支援したいと就職しました。その後、派遣会社で新規事業の立ち上げを経験。わからないことばかりで毎日駆け回っていましたが、文化祭の前日のような楽しさがありました。おかげさまでその事業は軌道にのったんですが、そうなると別の新たなことに挑戦したいと思うようになって……。そこでさまざまな企業の課題に取り組めるコンサルティング会社に転職しました。カタカナ職ってかっこいいなっていう憧れがあったのも事実です(笑)。徹夜が三日続いたこともありましたが、「お客様のために」とみんなが高揚していた雰囲気は好きでしたね。

転機になったのは、その次に入社したクックパッドでした。当時からクックパッドはベンチャーで勢いもあるしスピード感もある会社。みんなやりたいことに精一杯取り組んでいました。そんな会社だと知らずに受身で働いていた私は、ある日社長から言われたんです。「なんでうちの会社に入ったの?そんな姿勢なら、君はいらないよ」と。それからはもう必死でしたね。こんな私でも必要としてくれる部署を探して、見つけたのが人事でした。当時人事は採用担当と労務担当しかいなくて、更なる企業成長のために組織開発を強化していくフェーズだったんです。

——今までの経歴を踏まえると、大きくキャリアチェンジされたのですね

正直、人事は一番やりたくない仕事だったんですよ。人を相手にする仕事って当時の自分には荷が重くて。評価や異動など、従業員の人生を決めていくきっかけを作るようなことはやりたくないというのが本音でした。でも、反対に「自分が理想とする人事組織をゼロから作ればいいんじゃない?」と考えるようになって。人事のミッションは「従業員の成長を促進させること」と定め、誰もやっていないことに挑戦できることにワクワクしていました。もちろん、苦難の連続。1年間ひたすら全社員と面談して一人一人の目標設定をしたり。労務や評価制度、新卒採用など、活動の範囲を広げてとにかく動き回っていましたね。

その後、今度は大手企業の人事業務に携わりたいと、エン・ジャパンに転職。2000人もの従業員の評価教育・労務・採用に取り組んだり、人事経験を活かした商品開発に挑戦したりとできる範囲を広げていきました。フリーランスを経て、2021年8月にタイミーにジョインしました。

経済による教育格差をなくしたい。タイミーの世界観と一致した

——人事として幅広く経験される中で、なぜタイミーに入社しようと思ったのですか。

ちょうどフリーランス時代はコロナ禍の真っ只中。希望退職を募る、人員を整理するなど業績不振の人事を経験しました。あるとき「自分は仕事で何を実現したいんだろう」と考えるようになって。フリーランスも魅力的であった一方、「仕事を通じて、世の中を良くしたと実感しながら死にたい」と強く思うようになりました。

——“世の中を良くする”とは、具体的にどのようなことでしょう?

私はさまざまな企業に属し、たくさんの可能性を持った人たちと出会ってきました。考える力や行動する力をしっかり身につけていれば、人生の選択肢は無限に変わってきます。しかし、経済格差によって受けられる教育レベルが異なるのが現状です。もっとその人の経済状況に関係なく人々の可能性を広げて、日本の温度をあげることができたらー。そこで出会ったのがタイミーでした。タイミーのミッションは、“「働く」を通じて 人生の可能性を広げるインフラをつくる”ですが、「人生の可能性を広げるインフラ」と聞いたときに「これ、私のやりたいことだ!」ってピタッと重なったんです。

一見、コーポレート部門は事業に直接携われない印象がありますよね。でも、タイミーでは部門に関係なく会社の成長に貢献できる環境だと知って。むしろ第一線でHRに携わってきたからこそ、知見や経験をサービスに活かせるはずと確信できたのも大きかったです。あとは、やっぱりベンチャーが性に合っているのも理由の一つ。タイミーでは、部署を超えてオールスクラムで仕事を進めることが多く、自分の仕事のスタイルにも合致していると感じたことも入社の決め手でした。

成長と心理的安心が両立できる、日本一の会社を目指して

——伊藤さんが所属するHR部と現在取り組まれているミッションについて教えてください。

HR部は、採用と労務、総務のチームで形成されており、私はその3チームを統括しています(当時)。

現在は、各部門のマネジメントを行いながら、5年後を見据えた組織づくりに取り組んでいます。私がこの会社で注力していきたいのは、ポテンシャルのあるメンバーが、安心感を抱きながら日本一成長できる会社にしていくこと。成長を掲げる会社は多いですが、そのためには不安や迷いもなくフラットに自分の意見を発言できる環境作りが必要不可欠です。

私の好きな言葉に「自分の鼻は自分では見れない」というものがあります。これは、「自分の良さは自分自身ではわからない」という意味。自分が分かっている強みだけでなく、他人から見た強みや良さも合わさることが理想の状態ではないでしょうか。だからこそ、みんなで称賛し合える場や、お互いを評価できる制度を作りたい。組織の拡大にともなって普通の会社になっていくようなことだけは避けたいですし、今まで以上に年齢も役職も関係ないスーパーフラットな職場を作ること。それが私の使命だと思っています。

「とりあえず、やってみるか」の心意気が大切

——伊藤さんは人事責任者として選考にかかわることも多いと思いますが、どのような方に入社してほしいですか?

第一に、タイミーが目指す世界観に共感できる方に入社していただきたいです。タイミーは今たくさんの企業やワーカーさん(タイミーを利用する働き手)に利用いただいていますが、使っていただければいただくほど、企業も働き手も幸せにするサービスだと実感しています。影響範囲も広がっていますし、この可能性を信じて突き進むことができる方と働きたいですね。

長く働いていると、「これって意味があるのかな?」「なんのためにやっているんだろう」と壁にぶつかる瞬間って幾度となく訪れます。自分の業務に迷いが生まれたとき、それでも立ち上がれる人は、「でも、このサービスが好き!会社が好き!」と思える人。自分の信念に立ち返ることができれば、悩んで止まっている時間も少なくなるはずです。

「成長している会社でキャリアを積みたい」という動機も重要ではありますが、誤解を恐れずに言うとその理由だけで選んでほしくありません。5年、10年先のキャリア志向も間違いではありませんが、私は毎日を充実させることこそ、キャリアになると思っています。置かれた場所で頑張れるかどうかは、結局「好きだ」というシンプルな気持ちではないでしょうか。

ベンチャーは変化が激しいので、いかに順応できるかも重要な要素です。しかし、それ以上に大切なのは、「とりあえずやってみるか」という気持ち。当社のバリューの一つに「やっていき」というものがあります。やっていきとは、失敗を恐れず、大胆に挑戦し泥臭くやりぬくという意味ですが、まずやってみることで意外な発見が出てくることも多いんです。そうやってサービスが生まれてきた事実もあります。

そのため、「やっていき」の精神があり、自分の新たな可能性に出会えることに面白さを感じられる方だと嬉しいです。タイミー自体も「人生の可能性を広げるサービス」を目指していますから、同じ感覚を持った方であればきっと活躍いただけるのではないかと思っています。

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株式会社タイミーは、「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げ、日々挑戦を続けています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ、採用情報をご覧ください。

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