スタートアップでコーポレート立ち上げを経験した”会計オタク”の竹田が語る、タイミーの多角的拡張性とは
こんにちは、タイミー広報の加藤です。今回はコーポレート本部マネージャー 竹田へのインタビューを行いました。本記事では会計をアカデミックに研究し、前職の株式会社バンクでは経理財務マネージャーを務めた竹田が、なぜタイミーに入社を決めたのかをお伝えします。
※この記事は2020年12月4日時点のものです(Wantedlyに掲載されたものをnoteに転載しています)。
——簡単にご経歴を教えてください。
地元富山の大学を卒業後、東北大学の大学院に進み会計の勉強をしました。新卒で入社した地元の一部上場企業は海外に子会社がある会社だったので、深夜まで残業して地球の裏側のブラジルにいる社員とテレビ会議をしたり、ポルトガル語で送られてくる資料に悪戦苦闘したりしていましたね(笑)。
会社規模が大きい分、自分が今何の仕事をしているのかがわかりにくく、川上から川下まで携われるようなベンチャー企業への転職を考え始め、UUUMへの入社を決めました。当時は業務改善や内部統制を兼任しつつ財務を担当していました。3社目のバンクでは経理財務のマネージャーを務め、コーポレートのインハウス化を行いました。
——大学時代に経営学部で会計学を学ばれたのはどのようなきっかけだったのでしょうか?
もともとパズルを完成させることが好きで、会計学のロジックを元に数字を組み立てていく、ある種ゲーム的な面白さにのめり込んでいったことがきっかけです。そして、学部3年次には所属していたゼミの教授に、論文を執筆するように勧められました。発表に向けて、熱烈な指導を受けながら執筆を進めていたのですが、発表の直前にその教授が肺癌で亡くなってしまって……。難しい研究をされている先生で、とても尊敬していたので感謝と共に言葉にしがたい喪失感を覚えました。恩師に報いるためにも、自分の研究分野を深めようという思いから大学院への進学を決めたのです。この出来事を境に、ただロジックを追いかけることに面白味を感じるものにすぎなかった会計に、強い思い入れを感じるようになりましたね。
サービスの多角的な拡張性、ポテンシャルに強く惹かれ入社を決めた
——タイミーでは現在どのようなお仕事をされていますか?
コーポレート体制構築の一環で内部統制の構築を進めているところです。その他にも、財務経理として資金調達の実務部分や銀行や監査法人との折衝、税務や通常の経理業務周りの対応まで、幅広く担当しています。
今までアカデミックに会計を学んできて、ある程度理論の部分を理解しているおかげで、監査人や会計士の方とのコミュニケーションが滑らかになっているなと。大学院での勉強は、こうした実務の中でも役立っています。
——タイミーへの入社の決め手は何でしたか?
2点あって、1点目がサービスが秘める可能性です。まだまだ走り出したばかりのサービスなので、さらに質を良くしていくことも、機能を追加していくことも、全国・海外と地域的に拡大していくことも可能です。また、これからの雇用の姿そのものさえ変えていける可能性を秘めています。その多角的な拡張性、サービスが持つポテンシャルに強く惹かれました。
2点目は代表の小川さん、取締役の川島さん(当時)と面接の時に話して、とても良い印象を受けたことです。サービスの将来像を真摯に話す二人の透き通った目を見て、この人たちには裏表がないんだろうなと。こんな素敵な人たちと一緒に働けたら楽しいだろうなと、素直に思いました。
——サービス自体に魅力を感じられていたのですね。
様々な方にご利用いただけるところに大きな魅力を感じています。タイミーの良さって、アプリを介してワーカーと店舗が出会う中で、人手不足を解消する以上の様々な化学反応が起きうることだと思うんですよね。例えばタイミーでたくさん働かれた方が、経験を生かして自分のカフェを開業されるなど、ワーカーさんそれぞれに適した使い方をしてもらいたいと思う一方、可能性を拡張するために機能を追加していく過程では様々な障壁が出てきます。人と人とのご縁を作り上げる魅力的なサービスなので、コーポレート部門としてリスクをコントロールしていくことが私の使命だと思っています。
タイミーのステークホルダーそれぞれに大きな可能性と魅力を感じる
——竹田さんご自身の今後の展望を教えてください。
成長していくタイミーの中では、日々創造的な議論がなされています。ここに自ら積極的に参加していき、自分自身も成長したいと考えています。機会があったら、もう少し落ち着いてから夜間などで開講されている大学院に通ってみたいなと。日々の業務視点、そして学術的な視点から、タイミーひいてはギグワークという社会現象で起きているさまざまな化学反応を追究したいです。さらにタイミーができることの拡大・増大につながり、最終的に自分の財産になるのではないかなと考えています。
——タイミーが竹田さんのその後の人生にも存在するのは嬉しいですね。
サービスのステークホルダーそれぞれに、大きな魅力と可能性を感じているからこそです。タイミーの運営側で働く人たちにも同様で、色々な人たちが試行錯誤して前向きに頑張っているんですよね。新しい「働く」の選択肢として、労働の姿を変えていく新概念としてタイミーをもっともっと広めていかなきゃという使命感をそれぞれが持っている。そうしたアツさのようなものがこれまで働いてきた会社の中で一番あるなと。
このような環境で働けることなんてなかなか無いので、タイミーに入社できて本当に良かったと思っています。
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