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「最初は、とにかく大きな会社に行きたかった」 2020年新卒入社の奥村が想う、タイミー × 地方創生への期待

こんにちは、タイミー広報の加藤です。今回は2020年新卒入社、クライアントマーケティング部所属の奥村へのインタビューをお届けします。
※この記事は2020年4月6日時点のものです(Wantedlyに掲載されたものをnoteに転載しています)。

——最初に、簡単な自己紹介をお願いします。

早稲田大学 商学部卒業、奥村美里です。出身は北海道、大学では男子チアリーディング強豪クラブのマネージャーをしていました。現在はマーケティング部でクライアントマーケティングを担当しています。趣味は海外への一人旅です。

——奥村さんはタイミーでは何をしていますか?

クライアントサイドのマーケティングを行っています。企業にタイミーへの興味・愛着を持っていただくために、動向の分析から施策の実施まで行う業務です。

施策は主にオンラインとオフラインに分かれています。オンライン施策としては閲覧数などの情報からWEBページを改修する業務や、広告の出稿量を検討・調整する業務などがあります。オフライン施策は、展示会への出展やセミナーの開催ですね。今月は2つの展示会と4つのセミナーへの出展・運営をしました。

いつの間にか、「私が」タイミーを広めたい思いが芽生えていました

——マーケティング部に所属したきっかけ、興味を持った理由は何ですか?

人材系ベンチャー企業でインターンをしていた時、イベントなどでの集客活動にやりがいを感じたことを思い出したんです。それを当時所属していた営業部の部長に相談したところ、「マーケティングの方が合うんじゃない?」と言ってもらえたことがきっかけです。メールの文言を少し変えるだけで、人が集まったり集まらなかったり反響が大きく変わる。賛同してくれる人の数が増えていく、その過程がすごく好きでした。

加えて、良いサービスなのにそもそもの認知があまり無いことへのもどかしさもありました。入った当初は無かった、「私が」タイミーを広めたい思いがいつの間にか芽生えていました。これはタイミーのサービスに自信があったからこそ、良いサービスだと感じたからこそですね。

——日々どんな思いで業務に取り組んでいますか?

「この意思決定って、小川さん(株式会社タイミー 代表取締役)もするかな」と考えています。

もし妥協した判断のもと予算を割いてしまえば、タイミーに期待して資金を投じてくれた方々に申し訳が立たないし、タイミーを好きでいてくれる企業が悲しむかもしれない。その意思決定は本当に正しいの?と、常に自問自答しています。

——就職活動は、どのように進めていましたか?
最初は福利厚生のしっかりした、大きな会社に行きたかったんです。素敵な旦那さんを見つけていわゆる安定した生活を送りたいと思っていました(苦笑)。

でも、3年生の夏に別のIT企業から内定を頂いた際、目に見えない・触れないものにお金がついてくるITのビジネスに漠然と興味を持ったんです。とはいえ、依然として安定を求めて大企業志向でした。

——考えが変わったきっかけは何だったのでしょうか?

「入社後、ナンバーワンの人材に育てます」という言葉に惹かれて、前の職場(人材系ベンチャー)でインターンを始めたことでしょうか。そこの社員皆さんが、自分のミッションを持って活き活きと働いていたんです。その姿を見て、ベンチャーは土日出勤が当たり前で夜遅くまで残業があり、上司に詰められて疲弊していくものだというイメージが変わりました。考えを変える機会をくれた元インターン先にはとても感謝しています。

本当に輝くべき企業が輝ける世界づくりを、タイミーでなら実現できると確信した

——素敵な経験だったのですね。その中でなぜ、タイミーへ?

元内定先は人・モノ・金・情報が全部集まっていたので、挑戦できる場が多いだろうと思っていました。ですが自分のことを省みた時に、その会社で何も成し遂げたいことがないと気付いて。そのような状態でリソースが揃っている会社に行っても、会社のお荷物になってしまうのではないかと危機感を覚えました。

そんな中、小川が公開した資金調達についてのnoteを読んで、同い年の人が作ったサービスがどのようなものなのか気になりアプリを入れて実際に働きに行きました。そうやってアプリを利用するうちに、将来地元を救える事業をやりたいと思っていたので、タイミーだったら地方創生を実現できるんじゃないかなって。ざっくりと思い描いていたものを成し遂げるための知見を、タイミーでなら貯められるのではと思いました。

——地方創生への思いが芽生えた経緯は何だったのでしょうか?

私、大学に入ってから格差ばかり感じていたんです。大学に入るまで北海道で暮らしていて、経済状況も特段恵まれているわけではない家庭で。でもどうしても早稲田大学に行きたくて、無理を言って東京で一人暮らしをさせてもらったんです。苦心して地方から出てきたのですが、東京の子達には情報もお金もあることを知って、衝撃を受けました。塾に月8万円かけているような家庭もあると聞いて、なんて不公平なんだ!って思ったんです(笑)。情報格差・地域間格差を痛感しました。

地方にも情報や機会がないだけで、可能性を秘めた子達がいっぱい潜在していると思います。チャンスが平等に割り振られていない現状をどうにかして改善したい思いが、学生生活を通してずっとありました。

前職の人材系インターンを始めてそのモヤモヤはさらに強くなりました。中小企業が採用広告費にそこまで資金を充てられない一方、いくらでもお金をかけられる大企業ばかりが良い人材を獲得し、勝ち残っていく。資金力がものを言う、面白くない構造だなと思っていました。

でもタイミーなら働いた人からの職場へのレビューがあるので、広告費用に莫大なお金を投じなくても優良な企業に人が集まる。企業の規模に関係なく、全ての企業が同じ土俵に立てる構図を実現できると思いました。本当に輝くべき企業が輝ける、そんな世界を作れると信じています。

——大手IT企業をお断りしてまで、タイミーに新卒入社を決めた理由は何ですか?

意外と「人」でした。
タイミーの人たちには、お互いを称賛する文化があります。「人を称賛する」は特筆してコアバリューに入っているわけでもないのにそれぞれが自発的に実行していて、すごく素敵だなと思ったんです。前のインターン先も、同期・社員さんともに優秀で素敵な人が多かったのですが、タイミーは『人らしい温かさ』が非常に強い組織でした。他部署の方にも上司にも、ひいては社長にもフラットに相談したり喝を入れることも(笑)こんな組織はなかなか無いな、ありがたいなと思いますね。

また「人材不足」というビッグテーマに立ち向かっている点にも、面白さを感じました。小川さんがよく言っている「グーグルを超える」「ウーバー・エアビーと並ぶ企業になる」といった言葉にも惹かれましたね。実現はすごく難しいけど、そういった壮大なものを掲げる会社はとても魅力的でした。

自分を変えるチャンスを、自分で見つけて切り拓く

——それでは、就職活動を行っている学生に向けて、メッセージをお願いします!

覚悟が無い奴は入るな、ですかね(笑)。厳しいことを言うようですが、「裁量権が欲しくてベンチャーに入りたい」と言う人がよくいるけれど、その時点で他人頼みになっているので成長はしないと思います。
一方で、タイミーのサービス・プロダクトがすごく好きだから、どうにかして多くの人に魅力を知ってほしい・使ってほしいという強い気持ちと覚悟がある人にはすごく合うと思います。タイミーを好きであり続ける覚悟は必要ですね。

——最後に、言い残したことはありますか?

少し前までは私もただの学生でした。商学部だったのに、財務諸表の見方も分からなかったくらい。サークルも途中で辞めてしまったし、自分に自信なんて全然ありませんでした。

でも今は、こんなに興味を持って楽しく働けている。こんな風に人は変われるんだよって言いたいですね。
変わるチャンスを自分で見つけて、切り拓いていこう。チャンスは、自分で作るものだから。

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