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急成長する事業とシステムを支えるPdMが実践する成果を出すための“いい人”戦略

こんにちは、タイミーの採用広報を担当している齋藤です。
今回取材したのは、タイミーのプロダクト本部、プロダクトマネジメントGの吉池佑太さん。

タイミーのプロダクトマネージャー(以下PdM)を務め、23年度表彰で全社準MVPを獲得されました。そこで、吉池さんの準MVP受賞の背景や仕事において大切にされているポイントをご紹介します。

※この記事は2023年11月17日時点のものです。

年4倍大きくなるシステムと事業を、守りながら攻める

——この度は23年度の準MVPおめでとうございます。まずは吉池さんが務めるプロダクトマネージャーのお仕事内容を教えてください。

ありがとうございます。まずプロダクトマネージャーという職種についてですが、簡単に言うと、プロダクトをとりまく課題の特定やその解決方針を指し示し、解決策を構築し適応していく仕事です。

タイミーには仕事を探すワーカーの皆様と、働き手を募集する事業者様の大きく二方向のユーザーがいて、それぞれが抱える働き方や事業課題を解決するために、タイミーをご利用いただいています。

双方の多様な課題を探り、それを解決するためにタイミーに取り入れるべき機能を考えて構築し、その結果を検査し適応していく一連の動きを、日々社内外のステークホルダーを巻き込んで行っています。

また、日々のトラブルから将来現れそうなシステム上の不具合への対処だけでなく突発的に起こる障害対応もプロダクトマネージャーとして行うこともあります。

——吉池さん自身はどのような役割を担われていますか?

自分は企業サイド寄りの課題を扱うことが多いです。

具体的には、ワーカーの就業時間の記録や報酬計算、勤務後の報酬の振込み、企業への手数料計算、請求書発行といったタイミーを運営する上で欠かせないシステムをみています。

——約1年前にタイミーに入社されたと伺いましたが、吉池さんはこれまでも同じようなPdM業務に従事されていたのでしょうか。

もともと大学・大学院は情報系で、コミュニケーションロボットをつくったりしながらヒューマンインタフェース関連の研究をしていました。

工学博士の学位を取得後、研究職には就かずに、27歳で国内大手のSNSの会社にエンジニアとして新卒入社をし、SNSやゲームアプリの開発に携わりました。また、新規事業の立ち上げにチャレンジしたり、社長室に所属しながら複数プロジェクトへの支援も担当しました。そして、約1年前にタイミーに入社しました。

前職ではエンジニアだけではなく、新規事業の立ち上げにかかる市場調査や、社外パートナーとの交渉・提案・折衝などを経験することもあり、そのビジネスサイドの経験は、タイミーでの業務にも活きているだろうと感じています。

——タイミーでのPdM業務の特徴や難しい部分を教えてください。

一番の特徴は、やはりタイミーの異常なほどの事業成長スピードだと思います。当然そのスピードにプロダクト開発としてより貢献しながらも、システム的な問題にも対処しなければなりません。

“年4倍成長”というスピード感の中で、つい最近まで最適だったシステムや運営上で問題なかった仕組みが、現在の運用に合わなくなってきた……なんてことも当然発生するんですね。

例えば、今ではタイミーで毎月膨大な量のマッチングがあり、都度チェックイン・チェックアウト、そして給料計算や振込みを行っていて、その数は毎年急激に増加中です。そうすると、色んな利用のパターンが出てくるため、昔はたまにしか起こっていなかったケースでも、定常的に起こるトラブルに変容してしまうこともあります。これらに対処するには、データの持ち方や処理の仕方を変えたり、システム化の必要がでてきます。

こういった著しい事業成長に対応するための「守り」の開発が必要になることが多いですが、そればかりに注力していると、さらにサービスを良くするための「攻め」の開発ができなくなります。

バランスをとって「守りながら攻める」のも、タイミーのPdMとしての面白い部分であり、難しい部分でもあるなと思います。

逆境を楽しめる“いい空気”づくりが大事

——今回準MVPを獲られた理由や評価されたポイントなどを教えてください。

僕の場合は、「こんな重大な案件を成功させました」とか、「この成績を昨年の◯倍にしました」というような一つの大きなストーリーがあるわけではありません。あと全社でフィーチャーされるのも苦手です(笑)。

実は私が入社する前は、先ほど申し上げたように、事業やユーザー数が急成長している中で、成長を維持させながら、ワーカーやクライアントの体験を毀損させないことが至上命題だったように思います。

それこそ、プロダクトを取り巻く致命的な課題になんとか対処するために、CTOのkameikeさんが現場で陣頭指揮をとっていたようでして、面接した時には「なんとかこの人を助けたい!自分だったら助けられそうかも!」と強く思ったことを今でも覚えています(笑)。

入社後それらをうまく自分が引き継ぎ「なんとか踏ん張れた」たことが、準MVPをいただけた一番の理由かなと思っています。

——吉池さんはまだ入社して1年ほどですよね。入社して間もないにも関わらず、プロダクト開発の中心に入り込めたのは、なぜなんでしょうか?

うーん、自分は特に大きなことをやってるつもりはないのですが、前職でのエンジニアの経験が大きいと言えるかもしれません。

問題の内容に対して、問い合わせ内容から該当箇所のソースコード、DBのデータやログまで確認しようと思えばできたので、難しさはありましたが、発生頻度や条件、その重要度を評価して、優先順位を決めていくことに役立ったのだと思います。

PdMは課題解決のあらゆるフェーズに伴走するのですが、自分はエンジニアのバックグランドがあって技術的な部分もある程度分かるので、状況把握やエンジニアとのスムーズな会話ができたと思いますね。

さらに前職の後半は新規事業開発やコンサル的な業務といったビジネス色の強い職種だったので、ビジネスや事業観点で気にすべきポイントもある程度理解できます。

このエンジニアリングとビジネスの両サイドの“言語”がわかり、意図の理解や意思疎通ができるバランスが、うまく機能したんだと思います。

あと自分の中では、そういう日々の課題解決や交通整理を、楽しんでやれたのも大きいですね。

——いろいろな優先事項やエンジニアリングとビジネスサイドの考えの違いで、板挟みになることも多いのではないかと思いましたが、楽しんで取り組めていたんですね。

自分の仕事への基本スタンスとして、「逆境を楽しもう」とは常に思っています。

PdMの仕事は、初めての課題や見たことのない障害に常に相対するので、もちろん最初はいい意味でおっかなびっくりしながら調べて、あらゆる検討をしていきます。何が起こるかわからない、どんな事象があるかわからない……そういうシチュエーションも「きっと大丈夫だから楽しもう」と心掛けていますね。

どんな仕事でもそうかもしれませんが、「この仕事は完璧にできた!」と思えることってそうはないじゃないですか。

特にPdMの仕事では、課題はほぼ無限に降ってくるので、どんなことでも好き嫌いせずにとりあえず飛び込んで、そして乗り越える過程を楽しむっていうマインドは大切だと思います。

——吉池さんはPdMの中でもとても“いい人”で、相談しやすいとメンバーの方からお聞きしましたが、その点も仕事をする上で意識されているのでしょうか?

垂れ目だから話しかけやすいだけかもしれないですね(笑)。

それは冗談ですが、タイミーという会社がそうさせてくれている部分は大きいと思います。タイミーはとても仕事がしやすい環境なんです。

物事を上手く進めていくには、問題がいろいろ起こるようなカオスを楽しみつつ、相手の立場になる、相手を思いやるといった「ポジティブで建設的ないい空気や関係性」がとても重要だと思っています。

その点、タイミーのメンバーはみんなポジティブで、課題に対しても前向きで建設的。もちろん議論はするし、時には意見が対立することもありますが、エンジニアでも営業でも経営陣でも、職種や役職が違えど、すべてフラットに、事業やユーザーにとって良いことや必要なことは「確かにやりたいね!」と素直に賛同してくれます。

会社のバリュー(行動指針)のひとつである「やっていき」の風土があるので、自分もいろんなことを受け入れる“いい人”でいられるし、安心していろんな課題や相談事に飛び込めるというのはありますね。

——どんな状況でも前向きな空気感があるから、ご自身も“いい人”でいられたと。

もちろん「どうしよう!」「そんな無茶な!」と思うような状況もありました。でもそんな状況になったら、相手やその発言だけを見るのではなく、自分を取り巻く環境や仕組みを俯瞰して、その状況や課題そのものを捉えるように意識しています。

そうすると、余計な感情に振り回されず課題を冷静に見つめられるというか。逆に「面白くなってきたぞ!」って気持ちになります。

途方に暮れてしんどくて重たい空気よりも、なんか面白いぞって「いい空気」で仕事ができる方が良いじゃないですか。結果として、上手く対処ができたとしたら、次何か起こっても、なんとかできるだろうって、また「いい空気」をつくるという好循環ができますよね。

こんな循環の連続で、、この1年びっくりするほどいろんな“課題”が次々目の前に降ってきましたが(笑)、それらに楽しんで取り組めたし、成果にも繋がったんだと思います。

プロダクトの可能性やその広がりにまだまだ限界が見えない

——入社を検討するPdMにとって、タイミーで働く面白さとはどんな部分だと思われますか?

何よりの面白みは「プロダクトの可能性の広さ」だと思います。

これからまだまだ伸びるビジネスの土壌と、もしかしたら世界に飛び出るんじゃないかぐらいの勢いの中でPdMとして多くの挑戦ができる環境って、なかなかないんじゃないでしょうか。

まだまだ成長途中の会社なので大手やメガベンチャーでの経験も活かせますし、凝り固まった特殊な部分もないのでスタートアップでの経験なども十分に活かせるという意味でも、PdMにとって可能性がとても広く、面白みのある環境だと思いますよ。

——具体的に、今後の事業の広がり方は、どのようなことが考えられますか?

個人的な考えとしては、未来では正規・非正規といった雇用の概念がどんどん薄くなっていくと思います。単発の仕事だけじゃなく、長期の仕事にも幅が広がっていき、また、より専門性が必要な仕事の産業にもタイミーが利用されることは想像がつきます。

そうすると、求人方法や勤怠管理、労務関連の管理、給与管理の仕組み、etc.. は既存のものから変容する可能性があり、それら一つひとつの領域が、がタイミーだからこそ提供できる独立したプロダクトになる可能性がありそうです。

先人のIT企業など、事業規模の拡大とともに経営の多角化が進んでいった会社が多くあると思いますが、タイミーもそれ以上の広がりが十分に期待できると思っています。

それはつまりどんな種類のエンジニアでも活躍できる可能性しかないということですし、まだまだその天井が見えないのは、自分の職業人生を投資する甲斐が大いにありますよね。

ワクワクする未来しかないんじゃないでしょうか。

——吉池さん個人として、今後タイミーでやっていきたいことはなんですか?

第一に、足元の「守り」の部分を固める作業がまだまだ必要です。

海外の開発チームを含めて、プロダクト開発の体制強化していますが、関わる人数が多くなれば、次は運用の課題が出てくると思いますので、日々改善ですね。

他には、無邪気に考えれば自分は以前にフィンテック系の新規事業の立ち上げをしていましたので、、ゆくゆくは“タイミーペイ”のようなサービスだったり、それに紐づくユーザーインセンティブの基盤みたいな仕組みも作ってみたい。もちろん、toB向けのフィンテックも面白そうだと思っています。

ゲームの開発経験を活かして、ゲーミフィケーション(※ゲームのデザインや手法を他の分野に持ち込むことで良い影響をもたらすこと)の観点からタイミーをアップデートできれば、もっと楽しくサービスを広げていけるかもしれません。

また、外部企業との提携や事業開発、それに伴うシステム連携なども経験があるので、そういう事業の拡大や多角化に携われる仕事もできたら嬉しいなと思っています。

大学で研究をやっていた頃から好奇心は強い方だと思っていますが、その好奇心が尽きないタイミーで、これからも「逆境を楽しんで」いきたいですね。もちろんなんでも楽しめる“いい空気”を保ちながら(笑)。

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